結婚式の前日、戦人から譲治夫妻への封書の中に入っていた手紙
「安田紗代様
おめでとう、紗音ちゃん! *貴女の幸せを祈っています。
結婚式には行けないけど、許してくれよな。 *結婚式に出ないことを、どうか許してください。
譲治兄貴と幸せになれよ! *私は、永遠に貴女の幸福を祈ります。
永遠の祝福を *魔女に打ち勝ち、愛する人と結ばれた貴女を祝福しています。
右代宮戦人 *右代宮理御」
あとは、ただただ生まれでるいびつな砂をひたすらにまるくして、砂浜に重ねて、12年。
縁寿があの空間にやってきた年齢になるまで、小説家となり、いくつものミステリーを生み出した。
母に頼まれ、明日夢の名字から右代宮に籍を戻すも、ペンネーム「箱守十八」で暮らし、
六軒島にも、家にも戻らなかった。
そこは、全ての親族が幸せになるカケラに姿を変えました。
だれも愛することなく、31歳のある日に他殺のような自殺する青年が出ましたが、
それはサクリファイス。
無能な「戦人」のコマがどうなろうと、知ったことではありません。
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