【あとがき】
「これは、バトベアである!」
お読みになられた観劇者の皆様、様々な良書に紛れ込んだいびつなカケラをご覧頂き、ありがとうございます。
「これってラムバトじゃ?」とか「箱守十八の殺人事件は?」とか「そもそもベアト登場してねーじゃん」とか思われることでしょうが、お許しを
ヘタレ儀書作家もどきの私に、ベアトリーチェは描けません。
バトラ卿の愛する黄金の魔女・ベアトリーチェは、EP5にて片翼の蝶となられました。
EP6にて、雛のち妻として甦ったと認識することも可能かもしれません。
ですが、やはりバトラになった戦人にとって、ベアトはあのEP4までに登場したあの子だと思うのです。「ベアトリーチェ」の幸せを願っています。
ですので、バトラには1000年の時を過ごして欲しい。復讐ではありませんが、あの子と同じだけ、それ以上にあの子を思って、最後の最期にやっと幸せになって欲しいのです。
バトラは、これからも多くのカケラをつむぎます。
やがてラムダデルタ卿同様に、ニンゲンと分離した「無限」を象徴する存在になるのか、またはベルンカステル卿同様に、ロジックエラーの後遺症で心を擦り切らすのか
それとも1000年の時を経てもベアトリーチェ卿を愛し続け、幸福を手にするのか。
それは、観劇者の心が大きく影響します。
竜騎士07様が記された戯書のように、観劇者の心により「右代宮戦人」は役割を変えるのです。
ゆえに、祈りましょう。
バトベアが成ることを。必ず、二人が幸せになることを
それでは、またどこかの偽書で
シーユーアゲイン、ハバナイスデー☆